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怖い話

皆さんは自分がどの方角を頭にして寝ているか把握しておられますか?

南とかならいいのですが、北はよくないですよ。

いわゆる『北枕』になっちゃいますから。

今回は北枕に関する怖い話をさせていただきます。

ご興味がある方は続きからどうぞ。







いつの世も刺激を求める若者はいるものです。

それは今も昔も変わりません。

行ってはいけないというホラースポットに踏み込んだり、やってはいけないことに手を出したり・・・。

この話に登場するAさんも、そんな日常では味わえないような刺激を求める若者でした。




ある日、Aさんは友達のBさんとCさんと部屋で集まって話し合っていました。

次はどこのホラースポットに行くかだの、何かやってみないか、などと。

そんな中、友達のCさんが二人にやってみたいことがあると二人に告げました。

それは、

『台所に布団を敷き、北枕になるようにして寝る』

というものでした。

話を聞いたAさんとBさんは、何だそりゃと苦笑いしたそうです。

ですが、Cさんはまだ話を続けます。

『寝る前に蛇口から水を出し、止めずにそのまま流しっぱなしにしながら眠ること』

AさんとBさんは困惑しました。

そんなAさんとBさんの表情から読み取ったCさんは二人に説明します。


小さいころから祖父母にこれだけはするなと教えられてきた。

しかし、やったらどうなるかは教えてもらえなかったため、試しにやってみたい。


それがCさんの主張でした。

BさんはCさんの話に乗り気ではありませんでしたが、Aさんは違いました。

早速Aさんは自分のアパートの台所の方角を調べます。

残念ながら北側ではなかったのですが、後日Bさんの暮らすアパートの台所が北側にあるとわかり、集まって実験することとなりました。


流し台が北側になるように布団を敷き、何かあったときのためにカメラもセットしました。

寝る役は自分がやると、Aさんが進んで引き受けたんだそうな。

Bさんの家なのですが、Aさんは一人っきりになりたかったため、Bさんにはホテルに泊まってもらったそうです。



夜が更け、一人きりになったAさんはすぐに実行に移します。

カメラを回し、蛇口から水をうるさくならない程度に出し、完全に暗くならないよう豆電球だけ点け、準備万端で布団に入ります。

始めは高揚感から寝付けなかったAさんでしたが、だんだんと意識がまどろんでいきました。

そのときです。

Aさんは妙な圧迫感を感じ始めたのだそうです。

怖くなったAさんは逃げようとしたのですが、体は硬直して、目は開けることさえできなくなってしまったのです。

とにかく意識を手放すまいと耐え続けたAさんが金縛りから開放されたのは、すっかり明るくなった朝方だったそうです。



Aさんはすぐに二人を呼び、カメラが撮った映像を確認しました。

見始めてしばらくは何も変化はなかったのですが、突然それは現れました。


水が流れ落ちる流し台から、小さな緑色の球体がふわふわと漂い始めたのです。


一つや二つではありません。


それは滝の水しぶきの如くどんどん増えていき、Aさんの姿が見えなくなるほど増え続けていきました。

これを見ていた三人はただただ呆然とし、言葉もなかったそうです。

この怪奇現象を収めた映像は朝方まで続きました。

明るくなると、小さな球体はスッと消えていったそうです。


その後、Bさんはすぐに別の場所に引っ越したそうです。

AさんとCさんは今でもBさんにときどき「お前らのせいで引っ越したんだからな」と言われるんだそうな。

今では話のネタにしているAさんですが、もしあのとき意識を手放したらどうなっていたのだろう、と考えると背筋が寒くなるそうです。



鉄血おもしろかったですなー。

先週のあれで切ろうかと思ったんですが、やっぱり最後まで見ますぞー。


それでは、今回はこれにて。

皆さん、ごきげんよう。
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